校長挨拶

挨拶

「ご挨拶」

第25代校長

野尻 友佳子

第25代校長 野尻 友佳子

 羽水高校同窓会の皆様には、本校教育の充実・発展のために多大なるご協力とご支援を賜り、感謝申し上げます。

 この機会に本校ホームページに沿って、最近の羽水高校についてご紹介させていただきます。皆様、羽水高校のホームページをご覧になられたことはありますか。最新の情報や生徒たちの生き生きとした活躍の様子をご覧いただくことができます。今も昔も変わらない懐かしい行事や校舎や日常のあれこれに懐かしんでいただくのもよし、時代の要請に合致した現在の羽水高校ならではのPBLや探究的な活動、多様な発表の様子などを感じていただくことも可能です。

 注目していただきたいのは「羽水高校BLOG 」です。学校行事を中心に、様々な記事と写真が掲載されています。今年度は、新型コロナの影騨で3年連続中止となっていた、同窓生の皆様にも懐かしの「強歩大会」が復活。また、大きな盛り上がりを呈する学校祭はその準備期間から本番3日間の様子がよくわかります。昨今では縮小化されつつある学校が多い中、羽水高校の学校祭は熱いままです。姉妹校提携している香港の元朗信義中學をはじめとする国内外複数校とのオンライン交流や、ドイツの短期留学生一団の受け入れ交流などの国際交流の様子も見ていただけます。新聞記事にも大きく取り上げられた探究特進科の探究合宿、1・2年生全貝によるPBL報告会をはじめとしてより主体性の求められる行事が多くなっています。最新の設備を備えた「探究ルーム」の様子をその写真でごらんいだくこともできます。同窓生の皆様なら3年間のうちに数回は利用されたであろう「ランチルーム羽水」も頑張っています。他校でどんどん学食がなくなっていく中での貴重な存在です。

 次年度で、新しい学科体制、新しいカリキュラムでスタートした新生羽水高校が3学年そろうことになります。時代に合わせて変わっていくものと、変わらず残り続けるもの、不易と流行のバランスを取りながら、進んでいきます。

 中学生や保護者、地域の期待の1つとして、進路実現があります。令和4年度卒業生の進路状況を少しご紹介しておきますと、国公立大学に108名、私立大学に390名が合格しています。中でも羽水高校に特徴的なのは、県内国公立に強く、63名の合格、実際に選択した進路先で見ますと、130名ほどが県内の国公私立大学に進んでいます。都会への人口流出が地方の課題となっている中、地元で活躍してくれる人材が多いのも羽水高校の特長の1つです。

 令和5年度卒業生の進路状況はまたホームページでご確認ください。今年度卒業される皆様もぜひこれからも羽水高校の動向にご注目のほどよろしくお願いします。

 同窓生の皆様が築いてこられた伝統と校風を大切にしながら、時代に合致した魅力を加味し、前途有為で幸せな若者を匪の中に送り出す学校として躍進する羽水高校に、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。